インタビュー
#44 日本化粧品工業連合会
NACS東日本支部賛助会員インタビューの第44回目は、日本化粧品工業連合会を
お訪ねしました。同会が賛助会員になられたのは、NACSが設立した当初からなので、
長いお付き合いです。そして、女性会員の多いNACSにとって、それこそ化粧品は長い
お付き合いになるのではないでしょうか。毎日使う化粧品。その産業界を束ねる同会とは
どんな活動をしているのでしょう。
同会は東京、中部、西日本の三つの化粧品工業団体から構成され、それらを束ねて連合会と
しています。中小企業の少なくない業界の中で、製造者団体の連絡や情報交流を図り、業界の
健全な発展を推進することなどを目的として設立されました。
そうした目的を達成するため、同会にはさまざまな委員会があります。薬事法対策委員会、
全成分表示名称委員会、製品安全問題委員会、容器・包装に関する委員会、そして
消費者啓発を行っている広報委員会などなど…。
法律、表示、安全、環境といった色々な面で、化粧品は私たちの生活の多くの部分に
携わっているのですね。
独立した機関として、化粧品PL相談室、化粧品広告審査会があります。PL相談室に入る
相談は月に2~3件だそう。「何か問い合わせたい時には、たいていの化粧品にはメーカーへの
相談窓口・連絡先が表記されていますから、消費者はそちらへ直接、電話して問題を解決して
いることが多いのでしょう」とのこと。確かに日本の化粧品メーカーの問題解決能力は高い、と
いえるかもしれません。同会の設立目的が活かされている証拠です。
化粧品広告審査会は、“シワが消える”などといった薬事法に抵触するような効果を謳う
不適切な広告を審査し、改善要請などを行っています。身の回りでも、“塗るだけでみるみる
痩せる”的な広告を見かけますね。
同会が今後、注力していきたいのが、情報発信活動だそうです。「コスメチックQ&A事典」や
「化粧品を正しく使っていただくために」といった消費者に役立つ情報が満載された出版物も
多く出しており、それにはNACS会員も協力しています。
「NACSには異業種の方たちと交流しやすい、といった良さがあります。これからは
印刷物だけではなく、インターネットを通した情報発信も広げていきたいので、さまざまな
分野で活動するNACSの皆さんの協力を仰ぎたい」とNACSに期待を寄せてくださいました。
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